吸入式の「レアロ」の軸を透明にしました。
両端には半透明の赤いパーツを配置して、スタイリッシュなデザインに仕上がっています。インク残量、吸入の様子、主要なパーツの配置や構造などがよくわかります。
字幅はFで、本誌オリジナルインク「文具箱ブルー」が付属します。
製造元：セーラー万年筆
使用素材:
ペン先=21金F(細字)
ペン先色=シルバー色
天冠=樹脂(透明な赤)
クリップ=金属(シルバー色)
キャップ=樹脂(透明)
キャップリング=金属(シルバー色)
首軸=樹脂(透明)
胴軸=樹脂(透明)
尻軸=樹脂(透明な赤)
購入時納期 |3-4日
「趣味の文具箱」編集長 清水
セーラー万年筆は100年以上の歴史があります。日本で最古ともいえる万年筆メーカーです。 このセーラー万年筆が初めて登場させたピストン吸入式が「レアロ」です。
レアロが誕生する前に取材で訪れたセーラー万年筆の呉工場で初めて見た試作モデルは全身が透明でした。 開発者がテストをするためのスケルトン軸だったのですが、これがかっこよかった。
「レアロは透明軸にすることを前提にデザインしていませんよ」と開発やデザイン担当の方に言われたものの、最初に見た試作モデルが頭から離れず、「どうしても」とお願いして作ってもらったのがこのスケルトンシリーズです。
①＜天冠＞ キャップトップは赤い半透明のパーツ。クリップやリングなどのシルバー色が映える ②＜スプリング＞ インナーキャップにはスプリング機構を採用。ペン先のインクの乾燥を確実に防ぐ。
③＜首軸＞ 首軸にも透明パーツを採用。内部のペン芯の様子がよく見える。 ④＜バレル＞ 軸も透明なので、インクの吸入の様子や残量が一目でよくわかる。
⑤＜ピストン＞ 内部のピストンの構造もスケルトンの軸からよく観察できる。 ⑥＜尻軸＞ 尻軸はキャップトップと同じ赤い半透明のパーツ。ピストンの軸の様子が透けて見える。