革の常識を超越する才色兼備の革
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趣味文ミニマム仕様

いつでも一緒、最愛のM5 ガルーシャ手帳 スパークラー2

スパークラー2 7つの推しポイント

  1. 宝石のような、上質の輝き
  2. 魅惑のスターマーク
  3. キズがほぼ付かない
  4. 水濡れに強い
  5. メンテナンス要らず
  6. 心躍るカラーリング
  7. 端整で、携帯性抜群

1宝石のような、上質の輝き

ガルーシャ手帳 スパークラー2 表面のアップ

スパークラー2最大の推しポイントは、「海の宝石」と言われるガルーシャ(アカエイ革/スティングレイ)の美しい輝きです。小さなガラスビーズを敷き詰めたように見えるのは、エイ革特有の「楯鱗(じゅんりん)」と呼ばれるウロコ。粒の大きさや透明感、立体感などが1点1点異なり、自然界の神秘を感じます。ちなみにスパークラー2は本来の粒々感を生かし、研磨を抑えめにしたセミマットの「キャビア仕上げ」を採用しています。

2魅惑のスターマーク

エイ皮のスターマーク

表カバーの中央には、エイ一匹から1つしか取れない「スターマーク」が並んでいます。中国では「天眼(てんがん)」「神の眼」とも呼ばれ、古来この眼を持つエイ革は開運・金運を呼ぶラッキーフィッシュとして重宝されてきました。大きな白い粒がドンと入ったもの、ブレスレットのように小粒が連なったもの、控えめに周囲と同化したものなど、そのディテールは実に様々。わずかに盛り上がっていて、ついスリスリと無意識にまさぐってしまう愛着スポットにもなります。

3キズがほぼ付かない

ガルーシャ手帳 スパークラー2 使用シーン

ガルーシャの革面はキズがほとんど付きません。ビーズ状のウロコは象牙質をエナメル質で覆ったもので、主成分は人の歯と同じリン酸カルシウム。とても堅牢で、爪で引っかいても何事もなく、かえって爪の方が削れそうなくらい。数ある革素材の中でも最高級の耐久性を誇り、牛革の10倍、100年以上使えるなどと言われています。出し入れが激しいメモ書きにもぴったりです。

4水濡れに強い

ガルーシャ手帳 スパークラー2 表面に水がついた状態

本革の手帳を使う上で、とても気を遣うのが水濡れです。雨の日や、喫茶店の机上で取り出す際などに水気に触れ、水シミが残ってしまった経験がある人も多いはず。その点ガルーシャはぼったり水滴を落としても、すぐに染み込む気配はほとんどありません。海中で生きる海洋生物だからこそ、水濡れにもとても強いのです。水滴に触れても表面に留まり、すぐに拭えばどこが濡れたか分からなくなります。放置して水シミが残ったとしても、乾燥すると元通りになります。

5メンテナンス要らず

ガルーシャ手帳 スパークラー2 新品と使い込んだものの比較

ガルーシャは手入れが要りません。乾燥してしまうこともなく、耐水性が高いので汚れも付きにくい。ほったらかしでOKです。レザーケアは楽しいものですが、面倒、というズボラ派にぴったりです。逆に、日々使うことで少しずつ少しずつ手で磨かれ、「キャビア仕上げ」から「ポリッシュ仕上げ」に近づくように光沢が増していきます。写真の右は4年以上使用したもの、左は新品。個体差はありますが、次第にツルツルになっていきます。

6心躍るカラーリング

ガルーシャ手帳 スパークラー2 カラーバリエーション

スパークラー2で使用しているガルーシャ革は、染色剤をたっぷり使ってじっくり浸け込み、裏側まで浸透させた「深染め」によって色出ししたもの。しっかり染まった革色は鮮やかで美しく、持つたびに元気や癒しを感じさせてくれます。手のひらサイズのM5なら冒険したって大丈夫。TPOなど考えず、心のままに好きな色を楽しみましょう。

7端整で、携帯性抜群

ガルーシャ手帳 スパークラー2

ガルーシャのハードな質感を真っ直ぐのステッチで囲んだジャケットは、キリっと端整な印象。リフィルを折れやヤレからしっかり守り、立てて置けるのも長所です。アシュフォードが得意とするスクエアバッグ(角背)仕様なので開きも抜群。手帳のリング径は最小の8mm径でリフィルが収まるラインを攻めたギリギリ設計のM5手帳は非常にコンパクト。ポケットの出し入れもスムーズ。軽快に使えて毎日持ち歩く携帯手帳にぴったりです。

製作者の思い

使用歴5年の私が
自信を持っておすすめする、
ずっと嬉しい手帳

ガルーシャ手帳 スパークラー2 使用シーン

ガルーシャはとても硬くて縫製しにくく、限られた工房でしか加工できません。日本を代表するシステム手帳ブランドのアシュフォードが、ガルーシャ製品を手がけるアトリエ・アクナスと共同開発し、硬いエナメル層に溝を入れて美しいステッチを入れた「グルービングガルーシャ」を2018年に誕生させます。「スパークラー」はそのM5サイズが欲しい!と企画し、同年に生まれました。アシュフォードさん、アトリエ・アクナスさん、ありがとうございます!

私がスパークラーを使い始めたのは、2019年1月。鮮やかな青みピンク(フーシャ)は身に着けるには勇気がいるけれど、小さな手帳を持つならいいじゃないか。がんばっている自分へジュエリーの代わりにプレゼントしちゃえ、と思い切って以来、5年の月日が経とうとしています。

スパークラーは財布、スマホに並ぶ必携品。ほぼ毎日触れ、パーフェクトペンシルを添わせて、辻斬りのように即メモできる態勢にしています。チケットやカードキーなど小片の定位置にもちょうどいい。探したり無くしたりがめっきり減りました。緊張する時や疲れた時には無意識にスターマークを撫でているためか、ポリッシュ仕上げのようにツヤツヤに育っています。2023年の夏にはラベンダーのスパークラー2も購入し、メモ専用にして使い分けを始めました。

スパークラー2は持つ喜び、嬉しい気持ちがずっと続く手帳です。日割り計算すればすぐに元が取れるではありませんか!人生は短い。
1日でも早い決断をおすすめします!!

趣味文CLUBディレクター 井浦綾子

※「スパークラー2」は、初代「スパークラー」から中面の革色を変えたものです。

M5(エムゴ):リング穴が5つのシステム手帳の最小サイズ。「マイクロ5(ファイブ)」「ミニ5(ゴ)」などとも呼ばれ1990年代に人気を博した。2016年のアシュフォード30周年を機に再評価され、各ブランドが続々M5サイズを発売するなどして復権。「M5はノーカン(ノーカウント)」という悪魔の合言葉のもと、同型多数買いにハマる人も続出している。

ガルーシャ手帳 スパークラー2 M5 Φ8
ガルーシャ手帳 スパークラー2 カラーバリエーション
価格 45,980円(税込)
サイズ 約W75×H117(㎜)※サイズ数値は実測値です。手作りのため多少の誤差があります。
リング径 8
素材 ガルーシャ(エイ革)

趣味の文具箱とは

趣味の文具箱 年4回 3・6・9・12月発行

2004年創刊。約20年続く日本で唯一の季刊文具雑誌。200円の鉛筆から2億円超の万年筆まで、書くことを楽しみたいと思う本能=「筆欲(ひつよく)」を満たす、筆記具や手帳の魅力を幅広く奥深く発信しています。 年4回(3・6・9・12月)発行

システム手帳パラダイスとは

システム手帳パラダイス サイトイメージ

『趣味の文具箱』が運営するオンラインストア。趣味文オリジナルや主要ブランドのシステム手帳約300種類、定番リフィルやアクセサリー約500種類を揃えています。リフィルサイズ、リング径、色、革の種類、リフィルのジャンルなどでも検索でき、今自分が欲しいバインダーとリフィルが楽しく選べます。