本商品のお届けは12月上旬頃から順次発送を予定しております。
軽快なナローで熟成を楽しむ
2025年限定「すもも」
エヌ/ピアスは、ノックスの哲学をたっぷり帯びた人気のスタンダードモデル。2024年から限定カラーが登場していますが、2025年の限定カラーは「すもも」。バイブル、ナロー、ミニ、ミニ5の4サイズが一挙に登場しました。ナローはリング径11mmを採用したスリムかつ軽量なモデルです。
徹底して素材にこだわるノックスがエヌ/ピアスで採用したのは植物タンニン鞣しの2種類のレザー。メインの素材はホワイトワックスシュリンクレザーで、上品でふっくら柔らかな質感が特徴です。静かに熟していく「すもも」のように使いはじめのダスティピンクは、経年変化で持ち主の個性に合わせるように紫へ独特に変化していきます。
ペンホルダーやポケット部分には、ナチュラルタンレザーを採用。丈夫でハードな使用シーンでも安心して活用できます。こちらの素材も使い込むほどに美しい艶と深みのある色合いに変化していきます。
2種類の高級レザーを巧みに配置
カバー表などメイン素材は「ホワイトワックスシュリンクレザー」。植物タンニンを用いて通常は1回のところを鞣しを2回行い、塗り込んだホワイトワックスとともにエイジング過程で劇的な艶と深みがある色合いへ変化していきます。鞣し工程では、強靭なステアハイドをシュリンクさせることで、型押しとは異なる自然なシボ目が現れ、革全体が上品でふっくらとした柔らかい質感に仕上がっています。
内革やペンホルダーなどに採用しているのは「ナチュラルタンレザー(ヌメ革)」。上質でナチュラルな風合いが特徴で、素材から鞣しまで化学薬品などを使わず、染色もしていないため、革の自然な魅力がそのまま楽しめます。使い続けることで手の脂や日光などを吸収し、自然に保革され、独特の艶が出て飴色に変化するエイジングはまさに革の原点です。
独特のふっくら感の秘密はダブルのヘリ返し
エヌ/ピアスの佇まいには、優しいふっくら感が漂います。特にカバーの角や背、中面のポケットは丸みを帯びており、クラシカルで洗練された佇まいを生み出しています。カバーの仕上げはオーソドックスなヘリ返しです。ヘリ返しとは、革の端を薄く漉き、数ミリだけ折り返してミシンで縫う革の伝統技術。このヘリ返しを2種類の革で行い、それぞれを重ねることでふっくら感と柔らかな存在感を生み出しているのです。見た目でも伝わってくるこの感触は、実際に手にして初めてその心地よさが実感できる丹念な技です。
ナローのリングは定番の11mm径
ナローは、バイブルリフィルの横幅をミニ(ミニ6)と同じ80mmにした縦長のスリムサイズ。ポケットや小さいバッグで携帯することを前提に、薄型のリング径11mmが標準仕様。「すもも」のナローも11mmを採用しています。
ナローに最適化したスマートなペンホルダー
カバー表のペンホルダーは、エヌ/ピアスならではのコントラストを強く印象づけ、視線を引きつけるポイントにもなっています。ナローでは、カバー上に取り付けたペンホルダーを採用。ナローならではのスリムサイズはそのままに、システム手帳を取り出したらすぐにペンを抜いて即書きできる設計です。ナチュラルタンレザーのホルダー部はペンをそっくり包み込み、確実に保護してくれます。
中面ポケットは2種類の革のコントラストが映える
中面のポケットは、シンプルな構成に2種類の革を融合させ、使いやすさと美しさを兼備。厳選素材を機能へと磨き上げるノックスの哲学が息づいています。
サイズ:ナロー
リング径:11mm
幅と高さ:約W100×H185mm
カバー(表)素材:ステア(牛革)
カバー(裏)素材:ナチュラルタンレザー
製造元:ノックス
※サイズ数値は実測値です。手作りのため多少の誤差があります。
納品時期:12月上旬頃から順次発送予定
配送手数料:全国一律800円
軽快なナローこそ、育てる楽しみがある
趣味文CLUB
統括プロデューサー
清水茂樹
エヌ/ピアスは、ノックスならではの素材感と機能性を高いレベルで融合させた人気モデルです。ユーザーも年々増えており、「わたしのエヌピは、これ!」なんて、手帳愛好家の間で3文字の愛称で親しまれるほど、日常に寄り添う存在になっています。
ナローは、シンプルでスリム、そして軽量。適度な筆記面積でも軽快に使える深い魅力を秘めています。多くのユーザーは「ナローを使い始めたら手放せなくなる」と語っています。ナローは1990年にバッグのすき間やジャケットの内ポケットなどでも携帯しやすいサイズとして、ノックス(当時のノックスブレイン)が開発しました。ノックスやプロッターでは、ナローのリフィルを豊富にラインアップし、さらにナローならではのスリム設計を生かした縦型インデックスなどのアクセサリーも用意されています。
上写真は2024年限定の「ブルー×ナチュラル」のナローです。最小限の面積でしっかり開くことができ、筆記面積はバイブルの約85%。自分はシステム手帳では箇条書きを多用するので、マイナス15%の窮屈さはほとんど感じません。それよりも適度なナローの紙面はページを使いきれないかもというストレスを感じさせない、ちょうど良い空間に感じます。
上写真は約3か月使い込んで、適度にブラッシングを続けた「ブルー×ナチュラル」のナローです。エヌ/ピアスの使い始めは全体にホワイトワックスが浮かんでいますが、使い込んでいくほどにワックスが馴染み、革の艶と色の深みが増していきます。ホワイトワックスが馴染み、濃厚な青に変化しました。このような本革の変化こそが、システム手帳が与えてくれる大きな歓びといえるでしょう。使い込むほどに手の跡や傷も増えていく。それらすべてが自分だけの痕跡となり、世界にひとつだけの表情を刻んでいくのです。
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