「趣味の文具祭」で大好評だったコラボガラスペンがついに発売!
趣味文CLUBガラスペン担当の井浦です。趣味の文具箱では、雑誌編集の経験を生かし、自分が欲しい、そして皆さんが欲しいと思ってくださる別注アイテムの開発をおもに清水と井浦が担っております。
先日の水曜10月25日、「趣味の文具祭」で先行販売したKokeshiとのコラボモデル「カクテル・ガラスペン」がオンラインストアで発売となりました!
Kokeshi × 趣味の文具箱 カクテル・ガラスペン
Kokeshiの藤田えみさんと最初にお会いしたのは、2021年4月、銀座のギャラリーででした。最近作り始めたというガラスペンを試筆させてもらったところ、こなれた書き味にびっくり!どの角度で書いてもスムーズでインク切れしないのです。話を聞けば、藤田さんはもともとかなりの文具好き、ペン好き。書きやすさを分析し、どうすれば実現できるのかを理論的に考え実践できる、学者的・職人肌の方とお見受けしました。後から聞けば、多摩美術大学の大学院でガラス工芸を研究していたそう。
書きやすさに感動しながら軸に眼を向ければ、螺旋模様がかわいい!キャンディーのような美味しそうな色遣いも見るだけで明るい気持ちになります。Kokeshiはまたたく間に人気ブランドになっていきました。
約1年後、「趣味の文具箱 2022年7月号 vol.62」では工房に伺い、制作現場を見せていただきました。何も作れない私が言うのもおこがましいのですが、繊細な作業とダイナミックな動きのメリハリがすばらしい!ガラス遣いがうまい、のだと思います。
自室を改造した工房にはガラスの色見本がオブジェのように飾られ、効率良く作るための部品が花のように並び自然光で輝いています。白いガラスで花びらのひとつひとつを作った花など、美術作家としてのシックな作品にも魅了され、美意識の高さを感じました。
そんなテクニシャンでアーティストな藤田さんですが、とても控えめで実直な方なのです。すっかりファンになり、頼み込んでコラボモデルの企画がスタートしたのでした。
カクテル・ガラスペンのデザインは、井浦がカクテルの写真を送り、こんな色調でリボンケーンでよろしく、という無茶ぶりに藤田さんが応えてくださったものです。親しい人とカクテルを呑み交わし、美酒を味わいながらリラックスするように、書きものの時間が豊かで楽しくなるといいな。そんな願いを込めています。詳細はぜひ商品ページをご覧ください。
数に限りがあるので、どうぞお早めに!